顔のむくみやたるみをサロンでスッキリ整えたあと、その効果を長持ちさせるには自宅でのセルフケアが欠かせません。ここでは、毎日のちょっとした習慣や手軽なマッサージ、プラスワンケアで理想のフェイスラインをキープする方法をご紹介します。サロンでの施術をサポートし、より引き締まった小顔を持続させましょう。
引き締め効果を高める習慣
サロンで整えた骨格や筋膜の状態を維持するには、日常生活の中で姿勢や食事、睡眠などの基本習慣を見直すことがポイントです。
良い姿勢を意識する
デスクワークやスマホ操作で前かがみになりがちなときは、胸を軽く開き、顎を引く姿勢を意識しましょう。モニターは目の高さに合わせ、肩の力を抜くことで首まわりが緩み、フェイスラインがシャープに見えやすくなります。立っているときも、かかとを上げ下げする簡単な動作を取り入れて全身の血流を促進しましょう。
水分と栄養バランスを整える
むくみは塩分や糖質の過剰摂取、水分不足が原因になることも。朝起きたら常温の水を一杯飲んで体内をリセット。ミネラルを含む飲み物や、ビタミンC、コラーゲンのもとになるタンパク質を意識して摂ると、代謝アップと肌のハリに役立ちます。
十分な睡眠とリラックスタイム
寝ている間に分泌される成長ホルモンは肌の修復や新陳代謝を促進します。特に夜22時から2時は肌再生の大切な時間帯と言われるため、この時間に深い睡眠をとれるようにスマホやパソコンを控え、軽いストレッチやリラックスできる音楽で心身を落ち着けましょう。
お手軽マッサージでむくみ撃退
サロンの施術ほど深くは届かなくとも、リンパの流れを自宅で整えることで小顔効果をサポートできます。ここでは簡単にできる3つのマッサージ方法をご紹介します。
鎖骨からデコルテへのリンパ流し
クリームやオイルを手に取り、鎖骨のくぼみから肩先に向かって手のひら全体でゆっくりとなで下ろします。左右それぞれ10回ずつ行うことで顔からの老廃物を肩周りに流しやすくなり、フェイスラインがすっきりします。
フェイスラインから首筋へのドレナージュ
顎先から耳の下、鎖骨に向かって指の腹で優しく押し流すようにマッサージします。特に顎下のむくみは顔を大きく見せる原因なので、丁寧にケアすることがおすすめです。
頭皮ほぐしでリフトアップ効果
頭皮と顔は筋膜でつながっているため、頭皮をほぐすことで顔のたるみ予防につながります。指の腹で頭頂部から後頭部、側頭部を円を描くようにゆっくりとほぐし、入浴中や就寝前に数分行うだけで翌朝のむくみが軽減します。
生活習慣とプラスワンケア
セルフマッサージと合わせて、ちょっとしたアイテムを取り入れるだけで小顔効果をさらに持続させることができます。おすすめのプラスワンケアをご紹介します。
ストレッチポールで胸椎を整える
仰向けに寝てストレッチポールや丸めたタオルを肩甲骨付近に当て、ゆっくり左右に体を揺らします。胸が自然に開き姿勢がよくなるだけでなく、顔周りの血流も促進され、むくみの予防につながります。週1~2回、10分程度を目安に行いましょう。
フェイスローラーで程よく刺激
冷蔵庫で軽く冷やしたフェイスローラーを頬や顎ライン、目元に当て、上下左右に転がします。血行が促進され、むくみの解消やリフトアップ効果が期待できます。朝晩それぞれ3分程度行うと効果的です。
家庭用機器でサロン帰りのケア
サロンで体験した筋膜リリース機器や美容マシンの家庭用モデルを取り入れるのも有効です。使用頻度や方法を守りながら週に1度ケアすると、プロの施術効果を自宅でもフォローでき、肌や筋膜への余計な負担を避けつつ効果をキープできます。
まとめ
サロンの小顔コルギや筋膜リリースで得た効果を長持ちさせるには、日常生活の見直しと自宅でのセルフケアが大切です。姿勢を正し、バランスの良い食事と良質な睡眠を心がけ、適度なマッサージやプラスワンケアを取り入れることで、理想のフェイスラインを持続できます。毎日少しずつ習慣化することが、美しい小顔をキープする近道です。